【日向民商】気になる職人さん第二弾 「江藤のこ店」
国道327号線、中原交差点の角の「江藤のこ店」 電話:0982-52-5027
山鋸の研磨から始まった商売ですが、チェーンソーの普及や建築道具の機械化に伴い、仕事も様変わりしたそうです。時代の変化に対応して、 好きな商売を続ける努力を聞かせて頂きました。
先代のお父さんが修行先の大分から戻り、「入郷地区も近いから日向で開業しよう」と店 をかまえたのが50年前。
正和さんは二代目になります。この道に入って31年が経ちました。
大工さんの丸のこの研磨が主流で、機械で目立てをしています。この時期は草刈機の刃や家 庭用の刈込み機の研磨もやっています。
一般的な"のこぎり"の目立ては手作業で、細かく交互になっている刃組を一本ずつ揃えて いく技術と根気が必要な作業です。「これができるようになるには何年かかかるよ」と江藤 さんは話します。「家が建つ言うてもハウスメーカーの家は組立じゃから、大工は道具がい らんじゃろ。カンナやら鋸やら使わんなったから」とも。
県外からの受注も受け、家庭の包丁研ぎや美容師のハサミも並行してやっています。
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