迫る!世直し参議院選挙(7/10)市民連合の活動に結集しましょう
ウクライナ情勢に便乗するかのごとく、日本国内では政府や改憲勢力によって「戦争する国づくり」が激化しかねない参議院選挙が日々迫っています。その策動を阻止できる大きな力が「野党共闘」ですが、昨今の報道の限りではどうも雲行きが怪しい模様です、、。
〔上写〕参院選に向けて政党だけでなく市民の要望も多く集めていきたいと強調された市民連合みやざきの藤原宏志代表。参加者56名、マスコミも8社が駆け付けました。
今月21日、『市民連合みやざき』は宮崎選挙区の野党候補者(立憲の黒田氏/日本共産党の白江氏)を宮崎市民プラザに招き、一般市民も交えて政策要望書(5項目)に基づいた討論・意見交換を行ったのですが、参加予定だった国民民主党は前日に急きょ意味不明のキャンセルだったそうで、地方にとって決定権の薄い国政選挙ならではの障壁が透けて見えます。
討論はウクライナ情勢に基づいた「平和・外交」問題を皮切りに、後半は今後の野党共闘(候補者の一本化等の選挙協力)に対する問題意識や要望・質問が相次ぎました。
例えば労働組合の参加者からは「組合として特定の政党を支持できない中で、昨今の野党共闘の政局は難しくて野党共闘への支持が広げにくい。ただ"選挙に行こう"としか言えない」等、民商と同じような嘆きの声が漏れます。
また、業者にとっては来年10月に迫るインボイス制度の中止・延期が大きな争点ですが、すべての野党(社民党含む)が「制度の導入に反対」の立場で足並みは揃っています。
しかし!立憲民主党は今年3月末に「党単独」で同制度の中止を迫る関連法案を国会に提出するなど、選挙以前に"野党共闘って何なの?ちゃんと連携取れてるの?"と不信・不安になる動きがあります。そんな経緯を踏まえてか否か、今回の討論会で「インボイス」に言及したのは白江候補だけでした。
先の総選挙では「政権合意」まで交わされたものの今参院選では"横に置く?"。そんな発言や対応を続けていると、"野党共闘も結局は党利党略の術なのか""その場しのぎのパフォーマンスか!?"と国民からは必ず見透かされてしまい、若者の有権者を増やしても投票率の上がらない選挙をひたすら繰り返すだけです。
全国各地で擁立される候補者は決して捨て駒ではないのですから、野党第一党の立憲民主党から野党共闘の更なる前進・発展に向けて使命・責任感を果たして欲しいと感じます。
参院選に向けて対話活動を強めましょう。