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【宮商連】"原発いらんちゃが、電気は他にもあるっちゃがッ~!" 原発反対デモが記念すべき50回目の訴え

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7月5日、県職員が家路を急ぐ夕刻6時、記念すべき50回目を迎えたデモ集会が県庁本館前にて行われ、100名を超える市民が集いました。集会中に手渡された「立地説いた私 脱原発の一歩」(朝日新聞/2011.9.24)という一枚の記事。目を通すと、現役の頃に原発建設で地元対策の最前線に立たれていた元九電社員の方の記事でした。

 現役の頃は言うまでもなく安全神話を信じ、九電の顔として地元住民に安全神話をとうとうと説いていたと振り返ります。しかし、福島原発事故が仕事に捧げた28年間の自負を根底から揺さぶったと、今は反対派として「安全対策の徹底」や「3号機増設の凍結」といった要望を一人でまとめ、周辺自治体の賛同を得るなど反対運動に取り組まれているとのことでした。新規制基準を下に各電力会社が原発再稼働の申請に躍起になる中、「同じような思いの社員がどれだけいるのだろうか」と考えずにはいれませんでした。

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 原発技術を売り歩く安倍首相と高額報酬にあぐらをかく電力会社執行部は正に「金を攫む者は人を見ず」の象徴であり、足元をじっくりと見て欲しいものです。