"ハイッ、皆さんと気持ちは一緒です!" 行政の姿勢に新たな展望と期待が高まる
先月29日、梅雨の合間の炎天下で国民平和大行進の児湯コース(高鍋・川南・都農町)が行われました。
今回は川南町を除く自治体で首長及び議会議長の応対を受けましたが、特に都農町の河野町長からは言葉を選びながらも本音が聞けた貴重な時間でもありました。
(上写)「道の駅つの」前でのアピール行動は汗を吹き出しながらでしたが、訴えに呼応するトラックのクラクションに励まされます。暑さに強い若者の参加者を増やすのが急務(?)。
幼少の頃から毎晩のように枕元でお婆ちゃんから平和問題など様々な話を聞かされて育ったという同氏は、「皆さんの平和や核問題に対する思いは私も一緒です」「ただ私は町長であり、町民の生命と財産を守る使命があります。
思いは一緒だけれども、立場なりの違いというか困難・悩みにもぜひご理解をいただきたい。町長でなかったら、、」と、他の自治体が大会ペナントへの一筆をも敬遠する中(募金はくれるのに何故か矛盾)、都農町は一番目立つかのような太い字でご協力をいただきました。
平和問題に限らず、様々な考え方や施策に地元住民の賛否両論が付きまとうのは世の常です。それを踏まえて、この平和・核問題でも常々からパブリックコメント等で町民の意識調査に努めたり、原水禁ウェブ大会に行政が主体となって町民参加の機会を確保するなど、「非核宣言」済みの自治体としての姿勢に変化・発展を期待していきたいところです。
8月の原水禁ウェブ大会を全県で成功させ、9月地方議会では日本政府に批准を求める意見書採択の取り組みを盛り上げていきましょう。
(上写)大会ペナントを返却される自治体が目立つ中、都農町は河野町長と稲山町議会議長が直々に括り付け式。