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【日南民商】「私もできそう」簡単な帳簿のつけ方

-「白色申告者のための記帳学習会」に31人が参加-

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 民商が18日に開いた「白色申告者のための記帳学習会」には、3組の夫婦を含め32人が参加し、税法や記帳方法などを1時間半、熱心に勉強しました。
 税制改正によって来年1月から全ての事業者に「記帳・帳簿等の保管」が義務付けられたこともあり、「学習会はいつ開催するの?」と問い合わせが続くなど、記帳への関心が高まっていました。

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 学習会では、「日々記録する帳簿で経営をつかみ、不況に負けない対策をとる」「不当な徴税攻勢を許さない力をつける」ことを記帳の目的とし、税法や省令が定める記帳方法を関係条文と照らしながら、帳簿のつけ方を確認。

 「では、どんな帳簿に、どう記帳するか」-。白色申告の「簡易帳簿」と「正規(複式簿記)の帳簿」のちがいを帳簿の現物を見て比較検討しながら、自分のスタイルに適した帳簿を選んでいきました。

 結果は、日々の収入金額、必要経費を科目ごとに一括して記録できる「宮商連・簡易記帳」を、「私もできそう」「簡単すぎるくらい」と9割の参加者が選択。"記帳義務"を負担に感じていた人の意欲をかき立て、帰りには多くの人が来年からの活用にむけ購入予約をしていました。

 日南民商会員の確定申告形態は個人白色69人、個人青色103人、法人63社。パソコン会計をする会員が年ごとに増え現在は125人(53%)に及ぶなど、国保税や消費税など税負担が大きくなる中で記帳への関心が強まっています。

 民商は今後、いっそう高まる記帳要求を運動として発展させ、会外からの相談にも対応していきます。