【日南民商】商売でもつながった 異業種交流会
-36人が集い熱く交歓-
日南民商は11月16日、南郷町のホテル丸万で「日南民商異業種交流会」を開催しました。
日南市、串間市から建設、製造、小売、サービスなどさまざまな業種から「商売でも繋がりたい」「もっと経営交流をしたい」という36人が参加。
開催を準備した実行委員会は、いい話を聞き、交流を通じてビジネス的つながりを広げてもらおうと、事業意欲の旺盛な人や事業後継者、とりわけ若い業者の皆さんに参加を呼びかけてきました。
前田直重実行委員長(ギフト販売)が「初の試みです。生きた情報を交換し、人脈も大いに広げてほしい」とあいさつ。
講演は、日南市の魅力や地域資源を発掘し外貨(市外のお金)を稼ごうと活動するマーケティング専門官の田鹿倫基(日南市商工観光課)さん。日南の地域特性を様々な角度から調査・分析して、「元気な日南」を発信しようとする田鹿さんの緻密な戦略は、商売繁盛のヒントにも繋がっていました。
懇親会の初めに、参加者一同が1分間の自己紹介。屋号や業種、住所が一人ひとり紹介されると、「夫亡きあと信用第一で息子たちと会社を支えています。防水・塗装工事でお付き合いを」、「修業を積み、理容業4代目として4月から入店。癒しの店にお越しを」「私は家業の後継者。退職した夫が私の下で修行中。表装や襖の張り替えのご用命はぜひ」など、それぞれに商売のアピールに余念がありませんでした。
懇親会は円卓テーブルを囲む立食形式。あちこちに談笑の輪ができ、名刺交換も弾んでいました。
参加者の多くが「民商で顔見知りだったが話すのは初めて。良かった」「話してみると親の代のお得意だった」「田鹿さんの話に夢を見た」「名刺をこんなに配ったのは初めて」など、交流会参加に手応えを感じていたようでした。
異業種交流会によって、20年続く日南民商の「店の利用しあい・仕事のまわし合い運動」がいっそう勢いづくことへの期待が広がっています。