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【日南民商】 TPP 秘密交渉の草案が暴露

貿易交渉の皮をかぶった大企業支配の協定?―

驚きのリークがありました。

TPP交渉は完全なベールの中で進められ、参加国の議員といえども、情報にふれることはできません。
ところが、作成中の協定草案がアメリカでリーク(暴露)され、マスメディアや国民が騒ぎ立っています。まったく想像もつかない事柄が交渉参加国で話し合われていることに驚いています。

その内容は、動画サイトYouTubeで「TPPリーク」と検索し、ご覧ください。アメリカのニュース番組です。
その驚きの内容のいくつかを「民商だより」で紹介したいと思います。

その① TPP草案は26章の規定からなり、そのうちたった2章だけが貿易に関連するもの。他の24章は、大企業に対して多くの新たな特権と権利を与える内容となっているといいます。

米企業は医薬品や種子(タネ)の独占権を強化し、薬価をつり上げるため、後発医薬品(ジェネリック薬品)の販売を阻止する案も画策。また各国の金融規制を緩和し、高リスク金融商品を禁止できなくする-とも警告しています。

さらに、600人の企業顧問に草案へのアクセス権を与えながら、米上院貿易委員会も蚊帳の外。徹底した秘密交渉に加え、「交渉内容は、締結後4年間は非公開という密約もあった」というから無茶苦茶です。