【日南民商】振興条例の制定で3市長候補へ要望
日南民商は4月初旬、14日投開票の日南市長選挙に立候補されている3人へ「日南市中小企業振興条例」の制定を求めて、役員の長濱さん先頭に要請行動を行いました。
要望書を持って訪問したのは、元宮崎県職員で新人の崎田恭平さん(33)と前県議の新人、外山衛さん(55)、再選をめざす現職の谷口義幸さん(69)。
訪問は告示前でしたが、3人とも事実上の選挙戦本番に突入されており、多忙で面談予約を入れるも中々でしたが、しっかり時間をとって応対いただき、私たちの要望を伝えることができました。
中小企業振興条例とは、地域の経済発展や雇用確保に果たしている中小企業の存在を再認識し、中小企業の振興を自治体の重要な課題と位置づけ、その健全な発展を図るため、基本理念や基本的事項を定めたものです。
振興に即効性がある条例というわけではありませんが、自治体が中小企業を大事にしながら一緒に地域づくりをすすめる、こう宣言することに意味があるわけです。
すでに、こうした考えを理念とする中小企業憲章(2010年6月・閣議決定)と宮崎県中小企業振興条例(2013年4月施行)が制定されており、このたびの要請で3候補から理解(別項のとおり)が得られ、所轄の商工観光課も前向きなため制定への条件は十分にあると実感しました。
崎田恭平さん(4/2訪問)
中小業者の皆さんが果たされている役割は大きい。制定をめざします。
谷口義幸市長(4/4訪問)
個人経営者を応援する。他市と横並びでなくていい。やるなら早めでいい。
外山衛さん(4/3訪問)
県条例を取り寄せて読んだ。当選も分からず、やると約束はできない。頑張る。