【西都民商】消費税増税反対! 重税反対集会に100名
3月12日、高鍋町美術館・多目的ホールで開かれた「重税反対西都・児湯地区集会」には、西都民商・日向民商(都農・川南支部)・西都児湯農民組合の会員約100名が参加しました。
集会の開会前に「ようこそ民商へ」DVDを上映し、集まって、話し合い、相談し、助け合う民商の魅力を紹介しました。
3団体の実行委員会を代表して主催者あいさつに立った西都民商の本部会長から「来年4月からの消費税増税を前提に安倍首相は、「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」のいわゆるアベノミックスを打ち出しましたが、相変わらずの大型公共事業と大企業減税をすすめるもので、私たち国民・中小業者は、燃料や原材料の値上げ、年金など社会保障費が削減されていきます。また、TPP参加問題も衆議院選挙の公約に反して強引に参加への道へ突き進もうとしています。また、納税者の権利を大きく侵害する国税通則法がいよいよ実施される年となり、厳しい税務調査や徴税が予想されます。仲間どうし学び合い助け合い、跳ね返していきましょう」と訴えました。 集会では、3.13重税反対中央実行委員会からのメッセージ、高鍋税務署への「税務行政の民主的改善を求める」申し入れ書などが紹介されました。
集会後、参加者は、民商宣伝カーを先頭にして、要求を掲げたプラカードを手に「消費税増税反対」「大企業・大金持ち優遇は、やめろ」「TPP絶対反対」などシュプレヒコールを上げながら、高鍋税務署までデモ行進をしました。
高鍋税務署では、集会で確認した申し入れ書を本部会長が読み上げ、総務課長へ手渡しました。集団申告がはじまり、申告書の控えに受付印をもらった参加者のみなさんは、ホッとした表情を浮かべ税務署から帰っていきました。
今年も、集会日と集会場が変更になり、参加者のみなさんにご迷惑をおかけしました。また、会場の設営や受付などで、新富支部の会員、婦人部役員のみなさんなどにお手伝いをして頂き、滞りなく集会が運営できました。今年は成功しました!デモ行進用のスピーカーとトランシーバーの接続は、何回もテストを繰り返し、出発前にも確認しばっちりでした。
残念なのは、集会に参加できず、税務署へ直接来る会員や農民組合の方が、後からゾロゾロと、提出の列に並びに来ることです。申告書を提出するだけでなく「重税反対、納税者の権利を奪うな」などの思いを税務署に突き付ける、大切な行動なので、次回は頑張って参加しましょう。
集会に参加されたみなさん、お疲れさまでした。来年は、もっと多くの仲間を迎え、集会と集団申告を成功させたいですね。